■ASCMの資格勉強 - My episode #3 -山口匠さん(CTSC)

ASCMの資格取得された方々に試験勉強にまつわるエピソードをうかがうこのコーナー。第3回は20249月にCTSCを取得された山口匠さんにインタビューしました!

来る25117日にACJ Talk! #05【新春企画】合格者が登壇!ASCM試験大解剖 が開催され、山口さんにもゲストとして登壇頂きますので、同時にチェックをお願いします!是非お越しください!  ↓↓↓

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サプライチェーンをTransformするにあたってのアプローチを身に着けられる


ACJ編集部 山口さん、この度はCTSC合格おめでとうございます!

 

山口 ありがとうございます。

 

ACJ編集部 CTSC2024年にスタートしたばかりの、SCM戦略や設計の変革に焦点をあてたプロジェクトマネジメントも内包する新たなASCM4つ目の資格ですね。まだまだ出回る情報も少ないと思うので、是非この新しい資格を山口さんに根ほり葉ほりインタビューしたいと思います。よろしくお願いします。

 

山口 よろしくお願いします。

 

ACJ編集部 では早速読者に向けて自己紹介をお願いします。

 

山口 はい、私は日系の医療機器メーカーでSCM戦略を企画・立案する部門に所属しています。CTSC20249月に取得しました。

 

ACJ編集部 医療機器業界は技術の進歩もめざましい一方、高齢化社会への対応や各国間の技術規制などで難しい舵取りが求められそうですね。では山口さんがCTSCを受験されたきっかけを教えて頂けますか?

 

山口 実はCTSCの前に20242月にCSCPを取得しました。私がSCM戦略部門にいることもあり、ほかのASCMの資格もみていたところ新資格のCTSCができたことを知りました。

サプライチェーンをTransformするにあたってのアプローチを身に着けられる点が現在の職務とマッチしそうと思ったことが取得のきっかけです。

 

自分がTransformをリードする立場になったことを想定して学習する

 

ACJ編集部 仕事柄にもマッチし、タイミングもよかったですね。とはいえ、2024年の半ばではCTSCに関する情報も少なかったはずです(他の資格に比べ、今も多くはありませんが・・・)。山口さんのモチベーションに感服です!受験生活、仕事との両立はいかがでしたか?

 

山口 仕事との両立の面ではさほど大きな苦労はありませんでした。できるだけ毎日、寝る前1時間程度を確保して少量でも学習をコンスタントに継続することを心掛けました。

 

ACJ編集部 CSCPを取得した直後にも関わらず、毎日コツコツ続けられたその実行力も感服です!(私も頑張らなきゃ・・・) ずばり合格の秘訣を教えてください。

 

山口 CTSCは具体的な知識というよりも抽象的な概念が問われることが多いと感じました。他の資格と比べると抽象度はCTSCCSCPCPIMといったイメージでしょうか。

そのため、広く全体を把握しつつ、自分がTransformをリードする立場になったことを想定して学習すると効果的だと思います。

学習時間の捻出という点では少しずつコンスタントに続けたことが功を奏したと思います。例えば移動のスキマ時間を活用したり、飲み会があった日でも軽く単語をチェックするなど、日々の継続を意識しました。

 

ACJ編集部 日々コツコツを意識されたとのことですが、CTSCの学習教材は何を使いましたか?

 

山口 オンラインでできるラーニングシステムのみです。参考書も購入したのですが、いまでも本棚の肥やしになっています・・・。

 

ACJ編集部 笑 実際に買って勉強してからでないと、これは必要、これは要らなそうっていうのが判断できないですよね。模擬試験も活用されましたか?

 

山口 活用しました。ラーニングシステムにある問題・模擬試験は2周回しました。

なぜその問題を間違えたのか?をCourse Slideの該当部分に書き込んだうえで通読する学習スタイルがメインでした。

 

 

初見の問題であっても慌てず、原理原則に立ち返って考える

 

ACJ編集部 他の資格同様、模擬試験も備わっているのですね。一番しんどかったのはどんな時でしたか?

 

山口 本番の試験中が一番大変でした。本番ではラーニングシステムや模擬試験で見たことのない問題が多く出題された記憶があります。そんな中でも、初見の問題であっても慌てず、原理原則に立ち返って考えることを心掛けました。

その意味で、用語・概念の定義やサプライチェーン変革プロセスの流れをきちんと押さえておいたことが良かったのだと思います。

 

ACJ編集部 それはなかなかしびれましたね。。そんな苦労を乗り越えて合格してよかったなぁ、と感じる時を教えてください。

 

山口 CTSCをそのまま実務に応用することは難しいと思いますが、サプライチェーン変革アプローチのイロハを習得できたことは意義があったと思います。

今後も業務の中にCTSCで学んだことのエッセンスを少しずつ取り入れていけたらと思います。

 

ACJ編集部 是非業務でもCTSCの知識を活かしながら、今後も活用の幅をACJで共有頂けると幸いです!CTSCを目指す人に限らず全てのサプライチェイナーに刺激になるお話だったと思います。本日は貴重なお話ありがとうございました!

 



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